トイレが怖い!を克服した2歳児男子のトイレトレーニング記録

こんにちは、息子がトイトレ中にウォシュレットボタンを押してしまい、阿鼻叫喚だったwakuwakuです。

2歳半から始めたトイレトレーニングが順調に成功し、1ヶ月もしないうちに日中パンツで過ごせるようになった矢先のこと…ウォシュレットが息子のお尻ほっぺ~背中を直撃する大事件が発生。


息子「このボタン押していい~?」

トイレットペーパーが切れて補充中の私「(アンパンマンの音が出る子供便座のボタンのことだな)いいよ~」

ウォシュレットボタン「ピッ」

ウイイイイイン…!!!

息子「ぎゃああああああああ!!!」

私「うわああああああ!?」


それ以来トラウマになってしまったのか、トイレに近づくのも座るのも怖がるようになってしまいました。

あの時トイレットペーパーが切れなかったら…息子の手元をちゃんと確認していたら…と猛反省し、息子に無駄なトラウマを植え付けてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

それからというもの、振り出しよりもマイナスに戻ってしまったトイレトレーニング。

今まで順調にトイレに座ることができていただけに、「恐怖心」でトイレが高難度ミッションになることを実感しました。

【勇気を奮い起こすこと、自信をつけること、トイレへの恐怖心に打ち勝つこと】と彼のメンタル面を意識してトレーニングを再開すること3ヶ月。

現在では日中パンツで過ごせるようになり、トイレトレーニング終了まで後少し!という段階まで来れました。

子供の「トイレが怖い!」を克服するために色々と考えて、なんとか良い方向に持ってこれた我が家の作戦をご紹介します。

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トイレが怖い!の原因となる環境を変えてみた

子供が怖がらないトイレ環境を作るために【怖い原因を無くす対策】をしてみました。

ウォシュレットボタンを隠す

そもそもウォシュレットが作動することになった原因の「ボタン」。

事件が起きた後は、便器の横にあるこのボタンを見ると嫌がって逃げ出すようになりました。

座らせようとするとまず目につくところにあるので、息子の「怖い」を刺激してしまうのは間違いない…

そこで、このボタンを隠してしまうことにしました。


簡単にできるウォシュレットボタン隠しグッズの作り方

材料は使い終わったトイレットペーパーの芯だけ!

まず、トイレットペーパーの芯を真ん中から縦に切ります。

すると観音開きにできるので、そのままトイレ横のウォシュレット操作盤がついているところにかぶせます。

我が家のトイレはうまくはめ込むことができました。

トイレットペーパーの芯1本だと長さが足りなかったので、同じものをもうひとつ作ってカバーしました。

上から子供が好きなシールなどを貼れば完成!


しっかりボタンを隠すことができ、大人がボタンを押したい時は芯をずらして簡単に操作することができます。

トイレットペーパーの芯なので、汚れたら取り替えることもできて清潔。

息子はボタンが見えないので、あれ?と言いながら警戒しているような反応でした。

トイレで聞こえる機械音を消す

ボタンを隠しただけではまだまだ彼の警戒が解けなかったので、今度はトイレの中で聞こえる機械音の対策をしてみました。

便座を温めたりする機能がついている多機能トイレは、電源が入っていると座った時に反応して「ブウウウウン…」と唸るような音がします。

この機械音がするとビクッと反応していたので、便座の源を切ってみることにしました。

大人が使う時は電源を入れるようにして、基本的にはオフにしておきます。

トイレトレーニングは夏の間にやる、ということで便座が冷たくても大人はある程度我慢。

これが冬になると少し辛いかもしれません。

次に、子供がトイレに入る時にはトイレの換気扇をオフにしました。

この換気扇は本来であれば常時換気しておくものですが、結構な音がしているので子供がトイレを怖がる・リラックスできない原因になっている気がしました。

基本の換気は窓を開けておくようにして、子供が出入りする時は換気扇をつけないようにします。

【トイレの電源を切る、換気扇をオフにする】という2点だけで、トイレがかなり静かになりました。

トイレを飾る

よく耳にするトイレトレーニングの方法として「トイレが楽しい場所になるように飾りつける」というものがあります。

トイレの中は狭い個室なので、圧迫感があって怖い感じ…それを飾り付けでキッズスペースにしてしまうと、子供を誘いやすくなるというわけです。

それまで特に飾らなくても順調にトレーニングできていましたが、息子のトラウマ克服のために我が家も飾りつけることにしました。

まず、お気に入りの飛行機おもちゃをトイレの棚に配置。

次に、ご褒美のシールを貼り付けるためのポスターを用意しました。

壁の紙にシールを貼るシステムにして、そのためにはトイレの中に入っていかなければならないというちょっとした試練にしてみました。

用意したのは息子が大好きなスーパー戦隊・ゼンカイジャー!

なお結果的に、この【シールのチョイスとご褒美シールシステム】が幸いしてトイレトレーニングが成功していくことになるのです。

トイレ怖い!を克服する勇気を奮い立たせる

トイレの環境を整えたら、次に恐怖心を克服できるようにメンタルのサポートをしてみました。

子供の自主性や心の成長を促して、トイレトレーニングを続けられた方法をご紹介します。

子供用便座を自分でセットして座れるものに変えた

それまで我が家で使っていたのは、上の娘の時に作ったトイレ用の踏み台&音の出るアンパンマン便座でした。

1歳後半くらいから息子にトイレを促していたので、まずは楽しくなるようにとアンパンマンの声で応援してくれるボタン付き便座を購入。

ただし取手やボタンが前面にあるので跨がなければならず、自分で踏み台に乗って座るということができませんでした。

大人に毎回抱っこされて座ることになるのですが、トイレが怖くなった今となっては「無理に座らされる感じ」で逆効果かもしれない…と考えました。

そこで、息子が自分のタイミングでトイレに向かうようにするために、はしご付きの便座に買い換えることにしました。

大人にやらされるのではなく、勇気を出した時に「自分の意思で」座れるようにするのが狙いです。

ハシゴ付きの新しい便座に、興味津々の息子。

「新しいジャングルジムトイレだよ」というと、組み立てから手伝ってくれてノリノリでした。

ジャングルジムに登って遊ぶのが好きな子はテンションが上がるかもしれませんが、苦手な子はちょっと怖いかもしれません。

便座にセットすると早速手をかけてくれます…が、便器に向かって登るところでちょっと躊躇。

ウォシュレットが出てきたところが見えてしまうのがやはり怖いようで、最初は固まってしまいました。

ただ今となっては慣れるために必要なプロセスだったと感じています。

はしごを登ろうとするとトイレの穴に向き合うので、自分の怖い気持ちと戦いながら「よし!」と勇気を出して一段登れるようになりました。

そうして少しでも前に進むことができたら、その勇気を讃えるよう心がけました。

「怖いけど座りたい」という息子の葛藤が感じられて、トイレトレーニングが一大プロジェクトに…!こちらまでドキドキしてしまうのでした。

キャラクターシール(戦隊モノ)を使う

先述の通り、トイレの壁に紙を貼ってご褒美シール方式を取ることにしました。

たまたま選んだのが戦隊モノのシールだったのですが、これが大成功!

ポイントは、トイレに入ったらシールを手に握りしめてもらうことです。

握りしめたシールが便器の中に落ちてしまう恐れがあるので、必ず大人がしっかり見ているようにしてください。

トイレが成功してから渡すのではなく、便器に座るところから持たせてあげるようにしました。

戦隊ヒーロー達は、普通の人間が変身して強くなるものです。

hero_change

自分を強くしてくれる武器や、戦う戦隊ヒーローのシールを持っているだけで、息子も自分がパワーアップして強くなったような気持ちになったようです。

シールを握りしめているだけで勇気が出せるようになり、みるみるハシゴを登って座ってくれるようになりました。

ご褒美シールを貼る場所は便座に座ると正面にあるので、好きなヒーローがどんどん増えていく達成感もあります。

それまでの色々な対策の中で、この【戦隊ヒーローシール握りしめ作戦】が一番トイレ克服の効果があったように感じました。

戦隊ヒーローやプリキュアなど、普通の人間が変身パワーアップして戦うシリーズならなんでも良さそうです。

衣類が汚れた時は自分で洗濯してもらう

「失敗するよりもトイレのがいい」と感じてもらうのも必要かもしれない…

ということで、トイレでできなかったときの洗濯を手伝ってもらうことにしました。

失敗してしまった時は「次は3歳になるお兄ちゃんだから、自分で洗濯しようね」とお風呂で下洗いしてもらいます。

と言っても、足元に衣類を置いて大人が重曹をふりかけ、暖かいシャワーをかけながら踏み踏みしてもらうだけ。

重曹を振りかけるのは、【汚れ落とし・消臭】のためで、お風呂のお湯を使うことでよく溶けて洗濯しやすくなります。

簡単な下洗いをしてもらうだけですが、汚れたものは自分で洗濯できる!お母さんは助かる!と自信をつけてあげられます。

母としても「下洗いがない」だけで洗濯が楽になり、トイレトレーニングに対する肩の力が抜けました。

さすがもうすぐ3歳だね!自分でトイレのことできるね!と心から褒めることができて、息子も楽しそうに踏み踏み。

なお、重曹は食用OKのコストコのものを使っています。

こうして【失敗すると洗濯物の踏み踏みが発生する】と本人が自覚することで、トイレに行く方が楽だな…と思ってもらえたようです。

何度か繰り返しているうちに、だんだん失敗することが少なくなり、ついに自分から「トイレ!」と言ってくれるようになりました。

まとめ

息子のトイレトレーニングは再び軌道に乗り、現在ではほぼ完了という段階です。

成功まであと一歩のところで【トイレ怖い!】とトラウマになってしまいましたが、見事に自分で克服してくれました。

2歳の子供が勇気を出して一歩ずつハシゴを登っていく様子に、心の成長を感じてグッと来てしまいました。

トイレトレーニングの進捗は子供の個性に合わせて試行錯誤するものですが、メンタル面のケアがこんなに影響するものとは思いませんでした。

私も猛省しておりますが、くれぐれもウォシュレットボタンにはご注意ください…

どなたかの参考になりましたら幸いです。

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