こんにちは、実は旦那が単身赴任になっていましたwakuwakuです。
旦那が単身赴任するため住む場所を変えることになり、母と子供2人で暮らすにあたり小さい冷蔵庫を購入しました。
購入したのはニトリの冷蔵庫で内容量106リットルの2ドアタイプ。
↓同じような容量で似たタイプの冷蔵庫↓
ニトリのものは比較的冷凍庫が大きめだったので、冷凍保存など様々な工夫で乗り切ってきました。
ただ、下の子の食べる量が増えてきたのでそろそろ限界を感じているところです。
大人1人・一年生と園児の2人が暮らすのに、どんな食材保管の工夫をしてきたかレポートします。
冷蔵庫内の固定食材を把握する
冷蔵庫が小さいということで、なるべく冷蔵保管しなくてもいい食材を選ぶことが重要。
普段からよく食べる常備食材たちは、冷蔵庫の固定メンバーです。
卵(最近高い)、牛乳、ヨーグルトなどは、冷蔵しないと腐ってしまうので、スペースを確保しておきます。
その上で、残ったスペースに食材を詰め込んでいきますが、なかなかこれが難しい…
主に冷蔵しなければ腐ってしまう野菜・肉や魚・残り物や作り置きおかずなどが嵩張る食材です。
ただ、これらの嵩張る食材をなんとかやりくりすれば、週に2回程度の買い物でもなんとかなります。
まずは①固定メンバーの把握、次に②残りスペースの把握ができれば、庫内が小さい分食材管理が楽。
ここを意識するだけで、余らせたり腐らせたりすることが減ったように思います。
次に、限られたスペースで食材を保管する工夫をご紹介します。
常温保管できる食材を選ぶようにした
冷蔵庫の残スペースが限られているので、日々の買い物も一苦労…スタメンの卵・牛乳・ヨーグルトを確保した上で、隙間に入りそうな食材を考えます。
特にスペースを取るのが肉や魚など、トレイに入った冷蔵品。
しかも、子供たちの健康と成長に欠かせないタンパク質ときています。
タンパク質は必ず必要な栄養素…しかし庫内では嵩張るのが悩みどころでした。
そこで、タンパク質を【サバ缶、シーチキン】などの缶詰で置き換える日も作り、冷蔵庫がいっぱいの時はトレイの肉魚を買わなくてもいいようにしました。
※小さい子供が食べるので、塩分量が少ないものを選ぶようにしました。
また、常温でも長持ちするタンパク質として優秀なのが高野豆腐。
最近は、味噌汁に入れられるサイズの賽の目ぎりで乾燥させたものも手に入ります。
味噌汁に入れるといえば、便利なのが味付け乾燥油揚げです。
常温保管ができる上に多少味付けしてあるので、出汁の代わりになるかなと味噌汁に投入しています。
※代わりに味噌の量を減らしています。
このようにタンパク質として常温保管の食材をストックしておくと、冷蔵庫の嵩張る食品トレイを減らすことができます。
もちろん肉や魚が安いときにはまとめてたくさん購入することもあります。
大抵はすぐにアイラップで小分けにして、冷凍保存してしまいます。
野菜は冷凍保存する
我が家の冷蔵庫は2ドアなので、独立した野菜室が無いに等しい冷蔵庫。
そこで、傷みやすい野菜は買い物後すぐに冷凍保存するようにしています。
例えばネギや小松菜・白菜・キャベツといった葉物野菜は、その日の味噌汁を作るついでに冷凍保存します。
まな板の横にアイラップを広げておき、味噌汁の野菜は鍋に・冷凍野菜はアイラップへと投入。
アイラップにポンポン入れたら、そのまま口をしばって冷凍できるので便利です。
特にネギなどは、アイラップで冷凍するとパラパラになってくれるので重宝しています。
また、冷凍することで栄養価が高まる食材のがきのこです。
きのこは冷凍すると細胞壁が壊れ、旨味と栄養価がアップするのだとか。
参考:https://tokubai.co.jp/news/articles/3168
きのこは洗う手間もないので、空き時間にてでほぐして冷凍してしまいます。
特に舞茸は酵素で肉を柔らかくする働きがあるそうなので、我が家の場合肉と一緒に冷凍していくことが多いです。
切り方に工夫して冷凍する
大きめに切る野菜
大根は大きめに切って冷凍すると、味が染みやすくなります。
このため冷凍庫に余裕がある時は、煮物用に大きめサイズの大根を冷凍しておきます。
また、同じく煮物用に大きく切っておくと便利なのがレンコンです。
レンコンは煮物にするほか、冷凍して硬めのまますりおろす事もできます。
すりおろしレンコンはかなり万能で、味噌汁などスープ系に溶かしてとろみをつけるほか、ハンバーグ・パンケーキ・お好み焼きなどの焼き物系にも使うことができます。
大きく切って冷凍するだけなので、時間のない時などはざく切りで冷凍しています。
小さめに切る野菜
にんじんなどは、複数の切り方で冷凍保存することが多い野菜です。
だいたいいつも3本パックのにんじんを購入して、隙間時間に一気に刻んでしまいます。
我が家のにんじんの使い道は、味噌汁に入れる分・野菜炒めに入れる分・納豆麹に入れる分がほとんど。
このため、ぜんぶまとめて小さく細い短冊切りにしてしまいます。
和食のルール上、料理に合わせて切り方を変えるべきなのは重々承知なのですが…時短を優先して短冊切り。
火が通りやすく、わが家の食卓で1番使い回しが効くので、短冊切りの人参を量産しては冷凍ストックしています。
発酵させて長期保管できるようにする
すぐに冷蔵庫がいっぱいになるので、買った野菜を少しでも長持ちさせる方法として【発酵食】も活用しています。
今年は梅干しにもチャレンジしてみましたが、主に大活躍しているのが【麹】です。
乾燥麹や生麹などは手軽にスーパーで買えます。
麹菌がお米にくっついており、正しく発酵させれば食材を腐らせる菌が増えにくくなるようです。
我が家では、漫画もやしもんの動画を見て「この中にオリゼーがいっぱいいるよ!」と話しています。
乾燥麹や生麹を分量通り混ぜると、【塩麹・醤油麹】といった調味料になります。
また、小さく刻んだ玉ねぎやきのこと麹・塩を混ぜ、分量通りに水分を調整したら【野菜麹】になります。
麹の力でうまみが引き出される上、野菜の栄養も取れるというメリットつき。
瓶に詰めて常温で寝かせた後は、冷蔵庫で保管できます。
我が家の場合フードプロセッサーを使うので、野菜のかさを減らせる上、長期保存ができるようになります。
自家製なので、味や色を見て賞味期限を判断する必要がありますが、野菜を丸のまま保管するよりも腐らせることがなくなりました。
野菜をすぐに消費できない時は麹の出番!と決めています。
このように賞味期限を少しずつずらし、かさを減らしながら保管できるのが発酵という手段です。
天日干ししてドライ食品にする
もう一つ、野菜のかさを減らして腐りにくくする手段が【干し野菜】を作ることです。
天日干しすると水分が飛んで腐りにくくなり、中には太陽の力で栄養価が変わるものもあります。
幸い、引っ越した先が日当たりの良い部屋だったので、干し網を使ってドライ野菜を作っています。
我が家の日当たりで実験した結果、水分の少ないキノコ類や牛蒡などは比較的簡単に作れることが分かりました。
意外と水分の多い大根はなかなか成功しにくいので、乾燥している日を狙うこと、露がついたりする前に取り込んでカビないように気をつけています。
完成した干し野菜は、専用のタッパーに入れて常温保管。
野菜ごとにジップロックに小分けして、海苔などに入っている乾燥剤を同封しています。
気温や湿度で日持ちの期間が変わるので自己責任ですが、多少野菜を買うタイミングをずらすことができます。
冷凍庫に余裕があれば、アイラップに入れて口を縛って冷凍庫へ。
実際に料理に使うときは、直前に水で戻してから調理します。
野菜の中には、干すことで栄養がアップする食材もあります。
また料理のときには火が通りやすく、普通に調理するよりも早く完成する気がしています。
栄養も取れて、嵩張らず、光熱費まで節約できる、とてもおすすめな保管方法です。
冷凍庫が小さいと自然に食品ロスが減る
我が家はミニマリストでもなんでもないのですが、母子3人生活ということで小さい冷蔵庫にしてみました。
しかし、たくさん食べるようになってきた子供たちと、赴任先から旦那が帰ってくる日のことを考えると、そろそろ限界です。
やはり106リットルは無謀でした。
しかし、嫌でも節約したり、食材を無駄にしないようにする工夫を学べたと思っています。光熱費が高くなってきた昨今…小さな冷蔵庫と共に過ごした無謀な日々が、どなたかの参考になりましたら幸いです。