こんにちは、年中の男の子と小学二年生の女の子がいるwakuwakuです。
Nintendo Switchを小学一年生から解禁することになり、はじめてのソフトとして選んだのがマインクラフトです。
マイクラは小学生のママ友からも「よく遊んでるよ!」と聞いていたので、一年生から始めても長く遊べるかなと考えました。
プレイしてみて一年ほど経ち、子供たちを見ていて感じたマインクラフトで遊ぶメリットをご紹介します。
マインクラフトとはどんなゲーム?
Minecraftは、明確なゴールがあるゲームではありません。
ゲームをスタートするとそれぞれの世界が構築され、その中にある限られた資源を使って自分の世界を発展させることができます。
自分のワールドで好きなものを作ることから、サンドボックス(砂場)ゲームとも呼ばれています。
素材を集めて武器を作ることができる
ゲームの世界には攻撃をしてくる様々な敵キャラクターが出てくるので、石や鉄、ダイヤモンドといった鉱物資源を手に入れて武器を装備すると身を守れるようになります。
この辺りは、素材を集めていくモンスターハンターの要素と少し似ています。
基本的に武器は使っていると壊れて無くなってしまうので、一度手に入れて終わり、というわけではありません。
また、エンチャントと呼ばれる特殊効果をつけた武器・道具があり、壊れにくくなったり、攻撃した時の威力が上がったり、防具の性能が上がったりと色々なメリットがあります。
こうした要素から、自分の欲しい武器を作るための過程を楽しむことができます。
集めた素材を使って建築ができる
マインクラフトの代表的な素材として、石や木がありますが、取れる場所によって様々な種類があります。
まず、ゲームの世界の中には現実世界の地球のように、様々な気候帯が存在しています。
その場所の特徴によって、生えている木の種類が異なったり、土を掘る深度によって取れる石の種類も変わってくるのです。
木だけでも白樺、オークの木、樫の木、トウヒなど、様々な木があり、色や質感がそれぞれ異なります。
見た目が違う木の素材を組み合わせることで、お気に入りの外観で木造建築を作ることができます。
石には砂利、花崗岩、安山岩、閃緑岩…などの種類があり、その中に混じって鉄やダイヤモンドの鉱石が存在しています。
こうした鉱石を掘り出す【=mine】ことで発展させていくのがマイクラの醍醐味です。
建築に使うときは作業台というアイテムを使い、階段や扉、ブロックなどを作ることができます。
基本的に立方体のブロックを組み立てて作っていくので、組み立て方のイメージとしてはレゴブロックによく似ています。
冒険ができる
マイクラは敵キャラクターが存在する世界で、武器を作って倒していく遊び方ができます。
また、建築でお気に入りの建物を作ることも楽しみの一つです。
そしてそれらの発展系として、まだ見ぬ世界へ冒険に出かけるということもできます。
マイクラをはじめて遊ぶときに、自分が出てきた場所が【初期スポーン地点】と呼ばれる場所です。
その世界がどんな気候帯の・どんな地形の場所からスタートするのか?は、設定しなければ完全にランダム。
その場所では手に入らない素材を求めて、違う気候帯を探したり、村や洞窟、廃坑や海など色々な場所に出かけたりできます。
敵キャラクターは基本的に明るい場所に発生【=spown】することがありません。
このため、夜になったり暗い洞窟があるとどんどんと敵が湧いて出てきてしまいます。
敵に襲われないように、拠点となる建築物を作ったり、松明などの光源で明るくしながら、冒険の旅に出ることができます
マインクラフトで遊ぶメリット
我が家の場合、最初はサバイバルモード・ピースフルという設定で遊んでいました。
敵キャラがどんどん湧いてくるということはなく、攻撃を受けることが基本的にありませんが、素材集めをしないと欲しいものが作れないという設定です。
ちなみに、クリエイティブモードは素材を集めなくても欲しいものが生成できてしまうという仕様になっています。
このように難易度の調整ができるため、ゲーム初心者の一年生にも手軽に始めることができます。
娘が一年生の頃から始めてみて、実際に感じたメリットはこちらです。
プログラミングの練習になる
マインクラフトでは、一定の指令コマンドを入力するとゲーム内でプログラムが動いてくれます。
※ただしチートモードをオンにする設定が必要になります。
簡単に言えば、「スラッシュ(/)の記号から始まる文字列を打ち込むとゲーム内に変化が起きる」というものです。
はじめてゲームで遊ぶ小学一年生には、手に入れることが難しい素材があったりしました。
というのも、我が家のゲーム時間には制限があります。
このため、どうしても30分ではアイテムが入手できない、という時にコマンドを使っていました。
たとえば鉄のピッケルを1本入手するコマンドはこんな感じになります。
/give @s iron_pickaxe 1
※現時点で使用できていますが、アップデート等で変更になる可能性もあります。
「与える」「誰に」「何を」「いくつ」といった指示を入力すると、その通りの結果が起こるという訳です。
コマンドは基本的に英語で、時にはプレイヤーが今いる場所=座標と呼ばれる3つの数字を使ったりします。
難しいので最初は本で調べて、いつでも使えるようにノートに書き写していました。
こうしたプログラミング的な要素・考え方に触れることができるのは、マインクラフトならではだと思います。
キーボードを覚えるきっかけになる
コマンドは基本的に英語の文字列で入力しなければなりません。
Switchのコントローラー操作でも文字入力は可能ですが、ここはキーボードを使えるようになるチャンスかもしれない!と思いたちました。
早速無線で使えるキーボードを購入。
SwitchのUSBコネクタに受信パーツを差し込むことで、リンクすることができました。
娘に渡して、まずは「F」「J」にそれぞれ左右の人差し指を載せるポジションを教えました。
まだ小文字がなんのアルファベットか怪しいので、コマンドが書いてあるノートに大文字を併記しておき、頑張ってキーボードから探しています。
今は指一本でボタンを探してしまいがちですが、キーボード入力に触れることでだんだんと覚えてもらいたいと思っています。
英語の綴りを覚えたり、小文字を覚えるきっかけになる
小学校からは英語の時間が少しずつ設けられています。
しかしせっかく英語を覚えても、使う機会がなければ忘れてしまいがち…これは自分自身の体験からもよく理解しています。
そこで役に立つのがマイクラです。
コマンドは、英語の綴りが間違っていると発動しないシステムになっています。
会話文を入力するわけではありませんが、指令として【give】【locate structure】といった言葉が使われます。
我が家で1番使われているgiveコマンドでは、欲しいアイテムを入力するために英語を使います。
コマンドは正しいスペルならきちんと狙いどおりの結果が出るので、英語をただ暗記していくよりも記憶に残る気がしています。
基本的に小文字を使うのですが、キーボードには小文字が書かれていません。
このため、大文字とリンクさせて小文字を覚えるのにも役立っています。
こうして実際に英語が身近なゲームに必要な言語になると、世界が広がるのではと考えています。
普段なかなか意識しない素材を覚えられる
マインクラフトに出てくる素材は、ある程度現実世界とリンクしています。
地面を掘ると鉱石を掘り当てたりしますが、その中で自然と「石炭、鉄鉱石、ラピスラズリ」といった言葉を覚えました。
マイクラのすごいところは、そこから何ができるのかをクラフトで学ぶことができる点にあります。
例えば鉄鉱石はピッケルで掘ると鉄の塊になり、それをかまどで焼くことで鉄の延棒に変化し、鉄の延棒をいくつか集めると鉄製のアイテムを作ることができます。
年中の息子はこうしたクラフトの過程が見ていて楽しいらしく、現実世界でもあれは何からできているの?と聞いてくるようになりました。
ちなみにアニメのドクターストーンにもクラフト要素があるらしく、息子はテレビの前に正座して食い入るように見ています。
ドクターストーンについても、また記事にできたらと考えています。
まとめ
マイクラの世界は奥が深く、大人もハマってしまう理由がよくわかります。
自分の好きなことができる上、定期的にアップデートで新しい世界や素材・生き物が増えていくので終わりがありません。
幼少期から大人になるまで長く楽しむことができるゲームだと感じています。
子供達にとっては、素材を集める過程で覚えることがあったり、数の計算をしたり、コマンドを使ったりと身につくスキルもたくさんあります。
マイクラで遊んでいる子供同士は、あれ知ってる?こうやって遊んでるよ!などの会話ですぐに仲良くなる印象です。
マイクラは説明書など、親切な導入部分もなくいきなり始まるので、子供達の情報交換が活発になるのかもしれません。
※大抵の子はYouTubeの実況動画などを参考にしているようです。
どなたかの参考になりましたら幸いです。