こんにちは、引っ越しの荷造りが大嫌いなwakuwakuです。
旦那が転勤ありの仕事ではありますが、上の子が小学校に入学するタイミングで単身赴任の選択をとりました。
私と子供達の荷物にはなりますが、引っ越すときはハイエースと自家用車(ミニバン)でセルフ引っ越しにチャレンジ。
実際にやってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
我が家の引っ越しの前提条件
夫はそのまま単身赴任に切り替わる
今回の引っ越しは、いわば家族のための移動でもありました。
夫の希望により、子供達が転勤について回らなくても済むようにと定住先を決めたのです。
会社の同僚から、子供が友達から離れてしまうので不安定になったと聞いたからだそうです。
※こればかりは、家族みんな一緒にいられないという不安と、どちらを選ぶのか?という選択になると思いますし、お子さんの性格にもよるかと思います。
今回の移動は会社からの辞令ではなく、自己都合による引っ越しとなったので、会社から引越しの補助が出ませんでした。
引っ越し先に運ぶ荷物は子供たちと私の荷物だけ
引っ越しにともなう荷物は、なるべく最小限にしました。
それでも就学前の子供2人の荷物は衣服に加えて、絵本、大量のおもちゃ、トランポリン、大物で言えば滑り台付きのジャングルジムもありました。
※折り畳み状態にして運べるものになります。
また母親である私の荷物は主に衣服と本など。
それに加えてキッチン周りのもの、ミシン、思い出関係のものなどあります。
ただし、そのまま単身赴任となる夫の荷物と、早急に必要ではないようなものは残していきました。
家電関係は基本的に現地購入として、大物がなるべく少なくなるような状態にしました。
引っ越し先は、頑張れば公共交通機関で帰って来れる距離
引っ越し当日は私だけではなく旦那もついてきてもらい荷下ろしを手伝ってもらいました。
県外にはなりますが、荷下ろしをしてから旦那だけ帰ることも可能な距離です。
そして引っ越しが落ち着いてから、住んでいた家に残した荷物を取りに行くことも可能でした。
ただそこまでの量の荷物は残して来なかったので、結局捨てるものばかりで分別して終わりました。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジは現地購入した
家電類は、新たに購入するため使っていたものはそのまま旦那に残して行きました。
一人暮らしするには大きい家族サイズでしたが、年数もたっているので次の転勤まで使い潰すという判断に。
私たちは3人になるので、当面小さいサイズの家電を揃えてみようということにしました。
全国展開の家電量販店であれば引っ越しに伴う設置など対応してくれると思います。
ただし、子供の進学に合わせて3月末に引っ越すとなるとお店の繁忙期。
引っ越し前のギリギリに購入すると引っ越してからすぐに設置してもらえない可能性があるので、物件が決まったらすぐに手配しておくことをお勧めします。
セルフ引っ越しの荷造りで工夫したこと
転勤族の方は、いつ転勤の辞令が来てもいいように、普段から準備している方も多いと聞きます。
我が家は辞令が出てからではなく自己都合での引っ越しとなりましたが、それゆえ自分たちのペースで準備することができました。
ボックス型の収納にする
まずは引っ越し前から普段の収納を見直し、なるべくジャンルごとにボックス収納できるようにしました。
収納してあるものそのまま運ぶことができたら良いので、運び出しやすい衣装ケース、無印のファイルボックスなどを活用して【箱型】になるように荷物を整理しました。
収納を見直しておけば、ダンボールを使わずにそのまま運び出すことができますし、引っ越しの直前まで使うものを残しておきやすくなります。
荷造りするときは蓋が開かないように紐で結んだり、荷造り用のビニールラップでまとめたり、ゴミ袋に入れたりするだけでOK。
なるべくボックス型にするのには、ハイエースに積み込みやすくしてスペースを確保するためです。
収納の延長で荷造りして持ち出すことができるので、なるべく四角い荷物になるようにものを整理していきました。
ある程度断捨離しておく
これは工夫というよりも後から「もっとやっときゃよかった」ことですが、徐々に不用品を捨てていきました。
というのも、引っ越し先のゴミ捨て方法がよくわかっていなかったので、なるべく慣れた土地で捨てて行きたかったというのもあります。
それでもまだまだ捨てていいか迷うものがあり、旦那の元に残しておいて後から取りに行くという方法を取りました。
意外と引っ越してみると使わないものばかりで、不要だったんだなと再確認。
古くて捨ててしまうか迷っていた本や雑誌が大半で、結果的に捨てることになったのでもっと早く断捨離しておけばよかったです。
普段から不用品を捨てたりフリマで売ったりして、転勤に備えているご家庭はもっとスムーズかもしれないと思っています。
セルフ引っ越しのメリット
業者のスケジュールを気にせず自由に準備することができる
セルフ引っ越しのメリットは、何より自分軸で準備を勧められるところです。
業者に頼んで引っ越しする場合は、基本的に業者からダンボールが届いてから荷造りすることになります。
転勤に帯同した引っ越しは、一週間前になってやっとダンボールが届いて大急ぎで荷造りする…ということばかりでした。
子連れの引っ越しにおいて【一週間で全ての荷造りを終えよ】というのは本当に負担が大きくて、しかも日中旦那は仕事で不在なので全て私が荷造りする必要があり…ストレスで禿げそうでした。(なんなら引っ越しのたびに白髪が増えていました)
一方セルフ引っ越し=レンタカーを借りて自力で行う引っ越しは、全て自分の都合でスケジュールを組むことが可能です。
金銭的もある程度工夫して費用を浮かせることができます。
例えば荷造りにダンボールを使用するとコストが嵩んでしまうので、元々使っている収納(衣装ケースなど)を使ったり、100均の衣類収納袋などを使ったり、使えるものを活用して荷造り。
これだと引っ越した後の荷解きも楽になります。
転勤のときに比べると、今回は事前に準備することができてグッと楽でした。
※期間としては3ヶ月くらいかけて徐々に荷造りすることができました。
もし辞令をもらって転勤するとしても、普段から引っ越しのを想定した収納にしておくと荷造りが楽になると思います。
レンタカーを返却する時間を基準に作業できる
過去に引っ越し会社に依頼した時、トラックの到着時刻がバラバラなことがありました。
引っ越しのシーズンだと業者の方も多忙で、当初聞いていた時間と5時間もずれてしまったのです。
引っ越し後に役所関係の手続きを済ませなければならないので、こうした時間のロスは後から響いてきます。
一方セルフ引っ越しならば、基本的に自分たちの都合で動くことが可能。
引っ越しスケジュールの基準になるのはレンタカーのレンタカーの借りる時間と返却時間です。
レンタル時間は自由に設定することが可能なので、アパートの退去時チェックの時間を軸にして当日のスケジュールを組むことができます。
こうして自由に当日の動きを組めたからこそ、冷蔵庫や洗濯機の配置を現地で行うことができました。
全国チェーンの家電量販店やニトリなど、遠隔地でも設置スケジュールを組んでもらえる業者を探せばOKです。
もし当日に設置が間に合わない場合でも、洗濯機がなければコインランドリー、冷蔵庫もしばらくは惣菜、など工夫することができます。
とにかく自分軸で時間配分ができるのは大きなメリットだと言えます。
貴重品などを気兼ねなく運べる
引っ越しの時、貴重品だけは自分の鞄で運ぶなどして持ち歩かなければなりません。
過去に引っ越し業者に頼んだ時も「貴重品は自分で運んでください」と言われてきました。
セルフ引っ越しでは、貴重なものを隔離しなくてもいいことが大きなメリットになります。
自分たちの車で運ぶので、貴重品を他の荷物と一緒に乗せて一気に移動できます。
またプライバシーに関わる書類など、微妙に貴重な荷物も気兼ねなく運ぶことが可能です。
セルフ引っ越しのデメリット
セルフ引っ越しのデメリットしては、最低限大人が2人は必要であり人手が少ないと荷下ろしに時間がかかってしまう…ということ。
レンタカーは返却時間に応じてレンタル料が変わってくるので、荷下ろしがスムーズなほど節約できます。
逆に言えば、人手が足りなくて荷下ろしに時間がかかるほど、車のレンタル期間が増えて料金も上がってきてしまいます。
指定の時間に返却できないと遅延金を取られてしまう場合もあるので、慎重に考えて時間を設定しました。
また子連れの引っ越しの場合、レンタカーのお店から帰ってくるのが大変になります。
できれば旦那や手伝ってもらえる祖父母、親戚など、人手を確保しておくと良いでしょう。
荷下ろしがスムーズに終わるように、子供達の過ごし方を考えておくことも大切です。
大きな荷物を運び入れるため危険なシーンもあり、大人しくアニメか何か見ていてくれると安心。
ところが、引っ越し先にテレビやネット環境が開通できていないケースもあります。
我が家の場合は移動中もネット環境が欲しかったので、ポータブルWi-Fiを契約しておきました。
月額も一定で解約時期も自由なプランを選んだので、いつ解約となってもOK。
タブレットとAmazonプライムを駆使して、好きなアニメを見ていてもらいました。
この日ばかりは動画三昧になってしまいましたが、おかげで大人たちは引っ越しの掃除や片付けに集中することができました。
まとめ
ハイエースは荷物がたくさん乗るので、工夫次第でセルフ引っ越しに活用できます。
自分たちで引っ越しをするにはかなり準備も必要で、お金と手間を考えたら業者に頼んだほうが楽なケースも。
それでも、自分たちで時間や手間をコントロールできたことが大きなメリットで、セルフ引っ越ししてよかったなと思っています。
荷物の量、引っ越し先の手続き関係、人手があるかどうか…によって事情が変わってきますが、こんな方法もあるということで我が家の事例をご紹介しました。
どなたかの参考になりましたら幸いです。