こんにちは、家は花粉を持ち込まない間取りにしたいwakuwakuです。
我が家は転勤族ですが、上の子が小学校に入るタイミングで拠点となる町に腰を据えることにしました。
現在は子供と一緒に賃貸物件に住んでいます。
さて、拠点の町が決まったことで頭をよぎるのが「賃貸で暮らし続けるのか?はたまた自分の家を買うのか?」という悩み。
借り物の家に住んで、家賃を払い続けるのはもったいないのでは?ローンを組んで自分の気に入った家に住んだ方がいいのでは…?
夫の転勤へ帯同しなくなったことで、普通の家庭と同じような【家】への憧れが出てきてしまいました。
わが家のいろいろな状況を踏まえ、転勤族が家を買うことについて考えてみました。
転勤族が持ち家を検討する理由
基本的に旦那の転勤に帯同しているうちは、賃貸に社宅として住まう生活でした。
拠点の町を決めてからも、私と子供たちは賃貸物件に住んでいます。
しかし、賃貸で払っている金額は【いわば住居に対するサブスク】であり、掛け捨ての保険のようなイメージ…
会社からの補助があって多少安くなるとはいえ、特定の価格帯の物件から選ぶため好きな間取りで住めないデメリットもありました。
一方で持ち家の場合はローンを組む必要がありますが、お気に入りの家に住まうことができる上、月々の返済額を払い続けても最後には【資産】が残ります。
家賃として払っている金額がそのままローン返済額として充てられるなら…そして、月々の返済額を減らすための頭金が用意できるなら。
家を購入するのもありなのか?考えてしまうというわけです。
次に「転勤族が家を購入する場合、どんなスタイルなら実現できるのか」について考えてみます。
転勤のスパンが長く子育て期に家を建てるスタイル
もし次の転勤がかなり先…という場合、長く住むことになる場所に家を建てるという選択肢があります。
特に子供たちが学童期に入ると、友達同士で家を行き来したり、持ち物が増えたりするので【一軒家】は圧倒的に便利です。
次の転勤がかなり先になるというのなら、子供が大きくなるまでの間に家を建てるのもありです。
ただし転勤族が家を買ってしまうと、そこから動けなくなるのでは?という懸念があります。
ローンの支払いがあるのに、新たに違う土地で家を借りるのはもったいないのでは…という問題です。
こういうときは、売却または賃貸物件として家を貸し出すということもできるそうです。
売却するときの値段や、賃貸物件としての家賃設定は、その家の築年数・立地(駅が近いかなど)等が関わってくるのだとか。
それを踏まえて建売にするのか、注文にするのか、もしくは中古住宅にするのかを考える必要があります。
ちなみに建物の価値は減価償却でどんどん減ってしまうそうですが、そのエリア自体に価値があれば土地だけの値段でも高く売却ができるようです。
次の転勤までしばらくは落ち着いているという転勤族は、子育て期の転勤がないうちに家を購入するというスタイルが可能です。
転勤の時は単身赴任をして、家で妻子が待つスタイル
次は学童期の子供たちが安定した友人関係で過ごせるように、夫の転勤へ帯同せず拠点に家を構えるというスタイルです。
ただし【せっかく建てた家でも単身赴任しなければならない】という事実を、家族としてどこまで許容できるのか?が大前提。
夫の単身赴任先が自宅から遠いと、なかなか自宅に帰ってこれなくなってしまいます。
家族のあり方が変化する大きな決断になるので、納得いくまでよく話し合うことが大切です。
なお単身赴任の場合、家に帰ってくるときの交通費が手当として援助してもらえる…というケースもあります。
単身赴任から帰って来た時に、拠点となる家があると遊びに行ったりするのも楽です。
このスタイルにはこうしたデメリットもありますが、生活におけるメリットもあります。
大きなメリットは、妻や子供が精神的に安定するという点です。
転勤についていくと家族全員が新しい環境に慣れなければならないので、精神的な負担が大きくなります。
我が家も一緒に帯同しているときは、子供も母親も新しい町で人間関係もゼロからのスタート!というのがかなりの負担になっていました。
※そのときは意識していなかったものの、実際かなり大変で体調も崩していました。
子供はそれまでの園・学校の友達と離れてしまいますし、母親は転勤先で友達もないところからほぼ1人で家庭を回すことになります。
また急な転勤で荷物を整理しなければならず、子連れの引っ越しは本当に大変でした。
妻と子供が拠点の家で待つ、という生活は家族全員で移動するバタバタがなくなります。
拠点で待つ家族の心が安定していれば、単身赴任から帰ってきたときにも笑顔で迎えることができます。
もちろん、単身赴任をしてもらうというと家族が離れて暮らすことになるので、それで本当に良いのか?という慎重な議論は必須。
それでも持ち家があれば、賃貸では叶わないような収納量・過ごしやすい我が家で、突然の引越しもなく暮らせるというのは大きな魅力です。
家族に取っては賃貸を探して荷物を断捨離する手間も減り、転校・妻の仕事のキャリアが途絶えてしまう心配もなくなります。
※自分が転勤についていく妻側ということで、こうしたメリットを挙げています。逆に、子育てを妻1人でこなすのでワンオペになる、というデメリットはあります。
子供たちが小学校に上がれば、妻はパートに出たり仕事を探すことができるので、世帯収入を上げてローンの繰り上げ返済をしていくという選択もできます。
マンションという選択肢
なお、持ち家を購入する以外にマンションを購入するという選択肢もあります。
その地域の特色もありますが、一般的にマンションは立地がいい場合が多く、手放すときに売ったり、人に賃貸として貸すこともしやすいそうです。
ただし、メンテナンスを自由に行えない場合があったり、税金のことを考えたときに持ち家とどのくらい変わるのか?ということもあるので、きちんとリサーチをした方が良さそうです。
地域の住宅展示場に行く前にやった方がいいこと
いろいろと持ち家に対する興味が湧いてきたので、我が家も住宅展示場に行ってみようか?という話になりました。
しかし友人に聞いてみたところ「住宅展示場に行くと、歴戦の営業マンたちがぜひうちで購入してくださいとばかりに待ち構えている…ので頑張ってね!」とのこと。
話を聞きに行くだけのつもりがなかなか帰れなくなってしまうとか…
そうなると、こちらの知識がないとお話にならないのでは???と感じたので、事前に準備することにしました。
家についての事前リサーチ方法
住宅展示場では見学だけではなくどんどん話が進んでしまう場合があるので、その前に家について学べる・FP相談ができるサービスがあります。
店舗型とウェブ型とあり、わが家がまず利用してみたのは街の店舗型でした。
しかし、話を聞くために何回か通わなければならず、子供たちの機嫌は悪くなり(キッズルーム併設でした)…大騒ぎであまり話が聞けないことばかり。
転勤族なので、月々のローン返済見込みなど話がしたかったのですが、子供のお世話でかなり疲弊してしまいました。
単身赴任の場合、帰ってきて家族と過ごせる時間を打ち合わせにつぎ込むというのもかなりのストレスです。
自分のペースでリサーチできたらいいのに…と思ったので、ネット型のサービス利用すると自宅でできてお手軽かもしれません。
どんな家がいいか条件が決まっているなら、ネットで相見積もりをとると安くなる場合もあります。
自分たちの理想の間取り・欲しい設備を考えて、そうした家の施工が得意な会社を探すと安心かもしれません。
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まとめ
我々転勤族は、転勤で色々な賃貸を経験しているからこそ、理想の間取りを考えることができます。
こうだったらいいのにな…という設備や、日あたりが悪いと湿気がどうなる、など色々な地域の気候、環境を経験しているからこそ転勤族は理想の家を妄想できるのではないでしょうか。
そしてそれを妄想でおさめるか、はたまた資産として家を購入するのか?というのは見積もりサービスを試してみてからでもいいかなと思いました。
転勤族だけど家どうしようかな…と考えている方の参考になりましたら幸いです。
我が家は、引き続き検討中。。。