イネ花粉症患者が引越し先を探すときに気をつけたいポイントまとめ

こんにちは、転勤辞令の出てくる季節になったwakuwakuです。

幼少時からイネ花粉症に悩まされてきた私にとって、住む場所は死活問題でした。

イネ花粉は主に雑草なので、草がたくさん生えている場所に住むと症状が強くなってしまうためです。

現在の場所に引っ越した際は、気をつけてみたもののツメが甘かった部分がありました。

今後引っ越しがあるときのことを考え、備忘録としてまとめておくことにします。

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イネ科花粉の飛散傾向

イネ科花粉が飛ぶ時期

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ハルガヤ

イネ花粉症は、スギ花粉と比べて飛散する期間がかなり長くなります。

スギ・ヒノキ花粉が終わる初夏から飛び始めて、すべての種類が終わるのは秋頃です。

スギ花粉症の症状がひどくなってイネ・キク花粉症も併発するパターンなら、1月から10月までアレルギーという人もいるでしょう。

(私はそれに加えてダニ・ホコリ、黄砂やPM2.5にも反応している感じがするので、ほぼ年中無休のアレルギー患者です

イネ花粉の飛散距離

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スズメノテッポウ

花粉の飛散する距離としては、数十キロ離れた所から飛んでくるスギ花粉に対して、イネ花粉は数十メートルの距離しか飛散しません。

飛散距離が短いので、イネ科の植物が生えている場所さえ避けるようにすれば症状がそんなに酷く出ないのも特徴です。

しかし、この【イネ科植物が生えている場所を避ける】というのがかなり至難の技!

かなりの都会でもなければそこら中に草は生えていますし、イネ科の雑草を全て避けること自体が難しいのです。

厄介なのは、【イネ科の植物】と一括りにしても種類が多い点でしょうか。

生育場所も花粉を飛ばす時期もバラバラなので、ある時期に生えていなくても季節が変わると出現したりします。

季節によって生えてくることも踏まえて、住む場所を考える必要があります。

避けたほうが良い地域

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イネ花粉が飛んでくるのは数十メートルなので、雑草が群生している場所は避けた方が賢明です。

まず、公園が家の近くにある場合は高確率でイネ科の雑草が生えています。

buranko

よく見かけるのは「カモガヤ」です。

私の経験上、そういった場所には「チガヤ」「スズメノカタビラ」「ススキ」などのイネ科植物が季節ごとに生えている印象です。

公園は子供と遊ぶのは良くても、家の近くにあって欲しくない場所だなと思います。

また、「オオアワガエリ」というイネ科植物があり、そちらは河川敷・空き地などで見かけます。

大きな道路がある場合、その中央分離帯付近にも群生していたりします。

川の近く以外に海の近く、海岸の潮風が当たるような場所でもススキなどを見かけたことがあります。

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ススキ

とにかく少しの場所さえあればたくましく生えてくるのがイネ科植物。

コンクリート地面の割れ目からも雑草魂で生えてきます。

なおイネ科というくらいですから、田んぼのあぜ道などにはたくさん生えています。

大都会でもない限り、完全に避けることは難しいかもしれません。

それでも、住む場所は公園・道路沿い・田畑・海・川沿いといった場所は避けた方が良さそうです。

まだマシなのは、手入れがゆきとどいた住宅街かと思います。

そこも庭の雑草を手入れしない家があるとイネ科植物の温床になるので、一番安全なのはタワーマンションの上層階かもしれません。

タワーマンションは転勤族には難しいですが、高層アパートに住めるようなら上層階を狙うと良いでしょう。

まとめ

こうしてまとめていて、イネ花粉症の大変さをあらためて実感しました。

アウトドアが好き、山も海も、自然大好き!なんて思っていても、現実はイネ花粉にやられて体調を崩してしまう。

結局都会で暮らした方が体が楽だなんて…つくづく皮肉だなぁと感じます。

風の谷のナウシカよろしく、人類はイネ花粉に追いやられてしまうんじゃないかと妄想する今日この頃です。

次回の転勤では、安息の地を見つけられるように頑張ろうと思います。

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