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4才でも熱中して読める!読み物【おしりたんてい】の魅力

こんにちは、土曜の朝は【おしりたんてい】をリアルタイムで見ているwakuwakuです。

4才になった頃、娘におねだりされてハードカバー版のおしりたんていをGETしました。

文字が多いしとりあえず本棚へ…と思っていたら、おしりたんてい大好きパワーで頑張って本を広げている様子。

時間はかかるものの「おしりたんてい大好き」な気持ちが大きな原動力となり、何とか読破することができました。

私も試しに読んでみると、ひらがなカタカナが読めれば何とかなるようにお話が作ってあるようです。

これは「絵本」から「文字の多い本」への橋渡しにぴったりな作品になっているぞ!と感じたので、定期的に買い足すことにしました。

「対象年齢に関わらず本は子供の興味次第で読めるもの」と気づかされた作品【おしりたんてい】のすごさをレポートします。

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おしりたんてい とは?

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おしりたんてい は、ポプラ社から出ている謎解き推理絵本です。

主人公は顔面がお尻!というユニークな探偵で、街で起こる事件を助手のブラウンと一緒に解決していきます。

どのお話も華麗な推理でププッと解決していくのですが、ピンチの時には「必殺技・くさいいき」が炸裂!!

アニメで見ていると「失礼こかせていただきます…」のセリフで劇画タッチになるので、大人の私も思わず笑ってしまいます。

なお幼児向けの読み物ですが、おしりたんてい事務所への依頼は銀行強盗や盗難といった刑事事件。

かわいいキャラクターで世界観をゆるくしているものの、ちゃんと「犯罪者と警察」がいるところはとてもリアルです。

おしりだけどジェントルマン!

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私は当初おしりたんていのビジュアルから、女の子に見せても大丈夫なのかな?と思っていた時期がありました。

(うわぁ…これは子供が好きそうだなぁ…マネするかなぁ…)と、あまり目に触れないようにしていました。

今思うと、ちゃんと知りもしないで勿体無い!と思います。尻もしないで。

おしりたんていのアニメを見始めたきっかけは、保育士の友人から「女の子も大好きだよ」と口コミを聞いたことでした。

今や、家族みんなでおしりダンスを真似しています。

顔がおしり!?と驚いたものの、彼はジェントルマンですし、作品自体きちんとした推理モノだったのです。

おしり…だけど紳士!という真逆の組み合わせが、クセになる面白さだと思います。

アニメを見て感動した私ですが、読み物版おしりたんていにも「子供に面白い読書体験を!」という大人の本気を感じました。

私個人の独断と偏見ですが、ここがすごい!と感じたポイントをご紹介します。

読み物おしりたんてい のここがすごい!

語彙力を高めてくれる

読み物版のおしりたんていは、絵本よりも文字の多い作品となります。

漫画のようなコマ割りがされていたり、本文以外のセリフが吹き出しになっていたりと、とても読みやすい構成です。

ただし、本文中には幼児向けではない難しい語句が登場します。

例えば第1巻では、本文中に「連続空き巣事件」「一朝一夕」といった言葉が使われています。

幼児向けの本に平仮名で「れんぞくあきすじけん」「いっちょういっせき」などと登場したので、読んでいて思わず二度見してしまいました。

このように平仮名を使って、大人が使うような言葉を見せてくれるのがおしりたんていの特徴です。

「事件」を扱う探偵の話である以上、空き巣や強盗といった言葉が自然と登場してきます。

こうした幼児には馴染みのない言葉も、何度も本を読むうちに覚えてしまうようです。

英語学習でいうところの「多読」にあたるのかな?と考えています。

また「一朝一夕」などの意味が難しい慣用句にはきちんと解説がついています。

おしりたんていが助手のブラウンに教えるという自然な形で解説してくれるため、勉強しましょう!という感じもありません。

敬語のバリエーションが増える!

おしりたんてい は紳士なので、丁寧な言葉遣いで会話します。

物語の登場人物たちも、そんなおしりたんていに敬意をはらっているため基本的に敬語です。

幼児が敬語を使うシーンというのは日常でなかなかないのですが、自然と受け入れて読んでいます。

「おしりたんてい と助手」「依頼人と探偵」という関係によって、互いにリスペクトがある敬語はきちんとしていて丁寧!

ちなみにうちの娘は助手のブラウンに影響を受けて「実はこのおもちゃが欲しいんですよね~」などと敬語を使ってきます。

知らず知らずのうちに敬語を覚えてしまうのは、おしりたんていというコンテンツの凄さではないでしょうか。

アクティブラーニング読書

アクティブラーニングとは、受動的に知識を詰め込むのではなく主体的に考えて学ぶことです。

推理小説の犯人やトリックを予想して読むときには、自分の持てる知識をフル動員して考えている…ということで、アクティブラーニングに近い読書経験がなされているのでは?と思います。

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そしておしりたんていは推理物なので、謎解きの場面で子供に考えさせるようになっています。

推理の場面では「あなたもかんがえてみてね」と問題やヒントが提示されるので、娘はページをめくらずにじっと考えていたりします。

前提となる情報をいくつか提示して「この条件にあう犯人は誰でしょう」などと推理させる場面があったり、犯人を見せてから「どうして怪しいと思ったのでしょうか」と理由を子供に推理させたり…と思考のバリエーションも様々。

もちろん、テレビでもお馴染みの「迷路」や「おしりを探せ!」もあるので、推理がよく分からなかった子供も飽きずに読むことができます。

幼児の絵本は「起こる出来事を楽しむ」性質の物語が多い印象ですが、「起きた事象について考える」という推理要素のおかげで、アクティブラーニングのような読書ができるというわけです。

おしり探偵が追い詰める犯人たち

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名探偵コナンがシャーロックホームズにインスパイアされているように、おしりたんていも事務所を構える「街」が舞台のお話です。

住人は犬やウサギ、猫といったほのぼのした動物ですが、起こる事件は窃盗!銀行強盗!といったリアルな犯罪。

街にはきちんと警察があり、おしりたんていが追い詰めた犯人はきちんと逮捕されます。

さらに逮捕の後で犯人が取り調べを受け、そこから推理を広げる描写もあったりします。

「悪いことをしたら報いがある」というのは幼児の読み物として定番ですが、「警察に逮捕されて牢屋に入る」という社会のルールで制裁を受けるのがおしりたんていです。

娘はおしりたんていを読むようになってから、テレビのニュースや警察バラエティにも興味を持つようになりました。

おしりたんていはファンタジーの読み物でありながら、社会のしくみも描かれているのです。

また、おしりたんていが犯人を追い詰める手段もポイント。

腕っぷし(打撃)で勝つのではなく、知力(と臭い息)を使うことで犯人を捕まえてしまいます。

知力を高めれば誰でも探偵のようになれる!という可能性を子供に感じさせてくれるのです。

助手のブラウン=子供の目線

おしりたんていには探偵の助手ブラウンが登場します。

ブラウンは探偵として見習いなので、おしりたんていに教えてもらって謎解きをします。

特に印象的だったのは、第1巻に登場する「推理のための3ヶ条」をおさらいするシーン。

ぼえて

らべて

かいする

おしりたんていシリーズ① おやつどろぼうはだれだ?より引用

この3つが推理に必要な能力ですよ、とブラウンに指導します。

頭文字をつなげると「おしり」になる仕掛けにもクスッと笑えてしまいます。

推理の前提となる情報を覚えること、実際に調べること、それを理解して推理すること…それは仮説を立てたり証明をするときの考え方に近いのではないでしょうか。

このように助手のブラウンを通して、学びが生まれる仕掛けになっています。

まとめ

おしりたんていは学びがいっぱいの魅力的なお話です。

幼児にも読みやすいので、一冊読破すると大きな自信になるのではないでしょうか。

集中力・読書体力・問いを立てる力が育つ…など、大人が考える魅力を挙げればきりがないけれど、メリットで考えるよりも【面白いから読みたい!】に訴える作品であることに尽きます。

大人が楽しめるという評判通り、私もハマって読んでいます。

アニメが好きな子は是非読み物版「おしりたんてい 」を本棚に置いてみて、反応を探ってみては。

おしりたんていの対象年齢が気になる方の参考になりましたら幸いです。