噛む力を育てる!ハード系パンをほったらかし発酵で焼いてみました

こんにちは、息子の離乳食「レバーペースト」をパンに塗って食べるのが好きなwakuwakuです。

バターを入れて冷やすと美味しいパテができるので、ついつい多めに作ってしまいます。

さて、4歳になる上の娘はパンといえばもっぱらスティックパンを選んで食べたがります。

幼児用のパンは甘くて柔らかく美味しいのですが、行きつけの歯医者さんからフランスパンを薦められました。

なんでも、よく噛むことで顎の発達を促して歯並びが悪くなるのを防ぐのだとか。

試しに食卓に並べてみたところ、幼児にフランスパンは固すぎたのか「口の中が痛い」と言って食べたがりませんでした。

どこかに食べやすい固めのパンは売っていないかなぁと考えていた矢先、youtubeで【放ったらかしパン】の存在を知りました。

「放ったらかし」というのは、低温でゆっくり発酵をすすめる「オーバーナイト製法」というパンの作り方のことです。

少しこねた生地を冷蔵庫で保管しておくだけで発酵が進む上に、出来上がりがバリッとしたハード系のパンになる様子。

もしかしたら子供でも食べやすい固さ・サイズで作れるかも?しかも放ったらかしなら育児中でも焼けるかも!!ということで、自家製パン作りにチャレンジしてみました。

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放ったらかしプチパンの材料・作り方

準備するもの

※はるあん【こね時間1分&材料5つ】簡単すぎる「ほったらかしプチパン」作り方!より引用

材料(約8個分)

強力粉 300グラム

塩 4グラム

砂糖 少し

ドライイースト 2グラム

オリーブオイル お好みで大さじ1

水 1カップ(200cc)

使う道具(我が家の場合)

コストコで購入したジップロックのタッパー

ゴムヘラ

スキッパー(大きめのフライ返しで代用)

パン成形用のボード(まな板で代用)

キッチンバサミ

作り方

今回参考にしたのは、youtuber「はるあん」さんの動画レシピです。

まだ学生さんながら主婦も参考になるレシピをたくさんアップされていて、何より楽しそう!

彼女のお料理を見ていると、思わず作ってみたくなります。

詳細な作り方はこちらをご確認ください。

この動画を見ながら仕込んだのがこちら

動画の中でも紹介されていましたが、この生地は冷蔵庫で何日も寝かせておくことが可能です。

(長くて1週間ほどとのことです)

私も彼女に倣って、土日に2セットほど仕込んでおいて平日の昼に焼くようにしました。

寝かせた生地を成形して、焼いてみます。

子供が食べやすいように、少し小さめに成形しました。

オーブンから出すと、「パチ…パチ…」と表面が焼けるいい音がします。

この音はフランスパンなどハード系のパンがいい感じで焼けた時に聞こえる「天使の拍手」。

混ぜて、寝かせて、成形して…と、簡単なレシピなのに、バリッとしたハードさ(=フランスパンのような噛みごたえ)があるパンを作ることができました。

焼いた後は次の日の朝食で出したり、冷凍して保存もできるので無駄がありません。

元々の強力粉もコストコで安く購入できるからコスパも良し!!

実際に作ると「冷蔵庫から出す→成形→常温で二次発酵→焼き上げ」がお手軽すぎて感動します。

成形してレンジで発酵(30分)なら子供が寝ている間に作れるので、無理なく焼き上げることができました。

放ったらかしプチパンを4歳児に食べてもらいました

bread_eat

子供に食べさせるものは、好物のチーズを入れて焼いてみました。

いつものスティックパンとは違うけれど、大好きなチーズに惹かれて手に取ってくれます。

サイズは大体子供の握りこぶし大くらいで成形し、できたサイズは大人の握りこぶし大くらい。

直接かぶりつこうとすると、ちょっと顎が辛そうだったので「バリバリの外皮」をむくようにしてちぎってあげました。

パリパリ食感のおせんべいが好きなこともあって、バリッとした外皮は気に入ってくれたようです。そして狙い通り、顔をくしゃくしゃにしながらしっかりと噛んでくれました!!

このパンのポイントは、外がバリッとしていながら中がむっちりしていることです。

よくよく噛み潰さないと、うまく飲み込むことができません。

低温発酵のおかげで噛めば噛むほど小麦粉の旨味が感じられるので、それも「よく噛む」「顎を育てる」には最適なのではないでしょうか。

娘は、プチパン一つを食べて「お口が疲れた…」と言っていました。

慣れないうちは牛乳などの水分を与えながら、丸呑みすることのないように見守ってあげてください。

まとめ

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欧米では、赤ちゃんの歯固めにフランスパンを噛ませるそうです。

そのくらい、ハードなパンは顎を鍛えるのに最適。

フランスパンは子供の顎にハードルが高いかな?という時、手作りの放ったらかしプチパンはちょうど良い固さでした。

添加物を入れずに作れることもかなりのメリット!自分でサイズを加減したり、子供の好物を混ぜることで飽きずに食べてもらえそうです。

赤ちゃんがいるとなかなか外出できず、パン屋さんにもゆっくり入れなかったりします…だから、自分の好きな時に焼きたてパンが作れるとかなり嬉しい。

ドライトマトを混ぜたり、チーズを混ぜたり、アスパラを入れたりと色々なアレンジもできます。

ママも子供もお財布にもハッピーな放ったらかしパンは、しばらく我が家の定番になりそうです。

子供の顎を鍛えてあげたい、子育て中でも手作りパンを作りたい、という方の参考になりましたら幸いです。

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