ciao!新婚旅行はイタリアだったwakuwakuです。
イタリアの子育てで使われている小さい布団【トッポンチーノ】をご存じですか?
最近日本でもモンテッソーリ教育が注目され、育児に取り入れるママも増えてきました。
我が家でも今回二人目の出産ということで、三才の上の子が赤ちゃんを抱っこできるようにと購入。
すると思ったよりもかなり便利だったので、実際に使ってみた感想をご紹介します。
トッポンチーノとは?
トッポンチーノは、イタリア語で「小さい枕」を意味する赤ちゃん用のおくるみです。
座布団を赤ちゃん用に小さくしたような感じで、ふかふかなので赤ちゃんを乗せると軽く沈み込むような作りになっています。
イタリアで確立された教育法・モンテッソーリ教育で用いられるベビー布団で、「いつもの場所」を作ることで赤ちゃんにとって理想的な環境になるのだそうです。
毎日お母さんが抱っこすることで匂いが染み込み、安心して眠るようになるとか。
私が初めてトッポンチーノを知ったのは、手芸屋さんで手作りキットを見た時でした。
日本でもだんだん知名度が上がってきて、産まれてくる赤ちゃんのために手作りするママもいる様子。
作り方を見ると、中綿の材料を選べば丸洗いもできるし、中表にしてぐるりと縫えば良いのでそんなに手間もかかりません。
私もできれば手作りしたかったのですが、上の子を見ながらの里帰りでなかなか時間が取れなかったので購入してみました。
トッポンチーノはいつまで使える?
私が購入したトッポンチーノは、全長66㎝でした。
トッポンチーノが使える期間は短く、生後2ヶ月くらいまで使えるように作られています。
生まれたときに50㎝だったうちの子供を乗せてこんな感じです。(退院してきてすぐ乗せた様子です)
退院してからすぐに使い始めていますが、割とピッタリサイズなのであっという間にサイズアウトしそう。
赤ちゃんの産まれたサイズや成長スピードにもよるのですが、使える期間はかなり短いかもしれません。
ただ、この短い期間の大変な育児がトッポンチーノでかなり楽になりました。
上の子に赤ちゃんを抱っこさせたくて購入しましたが、一人目の育児でも使いたかったと思っています。
トッポンチーノを使った感想
トッポンチーノに乗せると、赤ちゃんの抱っこが楽になります。
お布団ごと抱くことができるので、まだ首の据わっていない赤ちゃんも支えやすくなるのです。
実はこれだけで、買ってよかった!と思っています。
3歳の娘も抱っこができる
トッポンチーノを使うことで、上の子が膝の上にのせて抱っこできるようになりました。
私が妊娠している時から、上の娘は「赤ちゃん産まれてきたら抱っこしてあげたい!」と言っていました。
その気持ちが嬉しくて抱っこさせてあげたいけれど、首が据わるまではなかなか難しい。
首が据わるのを待っているうちに、お母さんを取られたと思って赤ちゃんに嫉妬してしまうかも…?
そう考えているうちに、ふと思い出したのがトッポンチーノでした。
トッポンチーノを使うと娘の膝に赤ちゃんを乗せることができ、両手で支えると抱っこしているような形になります。
赤ちゃんとの距離も近くて、娘はずっと「かわいい~かわいい~」と話しかけています。
お母さんの私が抱っこしていると、抱っこさせて!と寄ってくることもあります。
上の娘は自分も育児に参加している感じがするのか、甘えてくることはあっても赤ちゃんに嫉妬することはありません。
仲良しきょうだいになって欲しいので、赤ちゃんとなるべく触れ合えるようにしてあげたいと考えています。
腱鞘炎になりにくい
トッポンチーノを使うと横向きの抱っこも安定します。
私は一人目の育児の時、慣れない抱っこでお世話するうちに右手の親指が腱鞘炎になってしまいました。
右手の掌で赤ちゃんの首と頭を支えて抱っこしていたので、赤ちゃんを持ち上げるだけでかなりの痛みでした。
普段使わない筋肉を急に酷使したからなのか、出産して2週間ほどでみるみる腱鞘炎になりサポーターを使う始末。
今回の二人目も、もしかしたらバンテリンのサポーターを買わなきゃいけないかも…なんて思っていました。
ところがトッポンチーノを使うので、抱っこの時に力のかかる場所が分散して楽に持ち上げられる!
現在のところ特に負担もなく、赤ちゃんを抱いていて掌が痛む気配は全くありません。
寝たらトッポンチーノごとあちこちに置ける
赤ちゃんの寝かしつけで大変なのは、抱っこで寝ても布団に乗せると起きてしまうことです。
いわゆる背中スイッチですが、一人目の育児の時には何回も発動して夜中にずっと抱っこしていました。
トッポンチーノの良いところは、この背中スイッチが発動しない点です。
赤ちゃんの敏感な背中がトッポンチーノにくっついているので、冷たい布団やベッドの感触を感じにくいのです。
これなら一人目の時に実践していた「バランスボール寝かしつけ」をしても背中スイッチが発動しないので安心。
(しかも抱っこが安定するので、バランスボールでも楽に弾むことができます)
こんにちは、独身の時からバランスボールを愛用しているwakuwakuです。 昔から、少し体型が気になりだしたら何かとバランスボールに座って飛び跳ねていました。 バランスボールは慣れてくると足を床につけなくても座ることができ、そのまま揺ら[…]
掃除機をかけたいときに抱き上げて部屋を移動しても、起きません。
添い乳をして寝かしつけてからベビーベッドへ移動するのも楽々です。
ベビーベッドを買っても結局大人と同じ布団で添い乳をする…という声をよく聞きますが、トッポンチーノのおかげでベビーベッドが使われなくなることもなさそうです。
丸洗いできるタイプのものを使えば汚れてもガンガン洗えるので汚してしまっても安心!
ただ洗うとお母さんの匂いが取れてしまうので、我が家では防水シートを挟んでカバーをかけて使っています。
何よりよく寝てくれるのがありがたく、一人目育児の時よりも長く睡眠時間が取れています。(それでも3時間おきですが…)
まとめ
このように、生後二ヶ月くらいしか使えないかもしれないトッポンチーノが我が家では大活躍しています。
第二子は頭のかたちがとがっているけれど、丁度トッポンチーノのくぼみにすっぽりおさまるので上を向いて寝られる様子。
少し気になる点としては、頭を高くして縦だき気味にするとだんだんずり落ちてくるところでしょうか。
ずり落ちないように気をつけて抱っこするようにしています。
トッポンチーノが気になる!という方はぜひ自分で作ってみてはいかがでしょう。
短い期間しか使えなくても、あって良かったと思えるはずです。
どなたかの参考になれば幸いです。