こんにちは、プログラミングって何するの?状態のwakuwakuです。
先日、コストコで見かけた「はじめてのプログラミング」玩具を購入してしまいました。
対象年齢は3歳からと、まさに今かなぁという感じです。うちの娘は、もともとピタゴラスイッチなどが好きなので、もしかしたら興味を持つかも?と購入してみました。
プログラミング教育について考えつつ、使ってみた反応をレポートします。
学習指導要領の改定について調べてみた
2020年から、小学校でプログラミングの授業がカリキュラム化されます。
プログラミングというと、専門の記号や英単語を覚えて、ひたすらパソコンに向かう…という作業のイメージがあります。
しかし、こどもたちが学ぶのはどちらかというと「プログラミング的な考え方」のようです。
2018年現在の予定では、コンピューターに単純な指示を出す順番や、指示の組み合わせを考えていこうというものになるようです。
追記(2020.7.23):2020年7月現在の小学校プログラミング教育の手引では例として以下の記述があります。
例えば、算数科において正多角形について学習する際に、プログラミングによって正多角形を作図する学習活動に取り組むことにより、正多角形の性質をより確実に理解することなどを指しています。
コンピューターへの指示は、期待通りの結果を得るためにどんな順番で物事を進めるか?という「段取り」を丁寧に考えることに似ています。
ということは、子供のプログラミング的な思考を鍛えると、段取り上手になるのかもしれません。これは小さいうちから身に付けておいて損はない!
学校でも、社会人になっても、割と「このタスクをどんな段取りでこなせば上手くいくか?」と考えることが多いのではないでしょうか。
それは宿題だったり、受験だったり、仕事だったり、時には育児だったり…と、順を追って考えるべき場面はたくさん出てきます。
だから、何もIT技術者にする!という事ではなくて「段取り上手」に育てようという方針でいいのかなと思います。
とっつきにくいプログラミング教育も、ゆるく考えれば生きていくのに重要な力になるかもしれません。
親とプログラミングの関わりについて
さて、プログラミング玩具を買ってみたとして、私たち親世代はどう関わればよいでしょうか。
ゆとり世代の自分はカリキュラム上ちょっと学んだことが少ないですし、プログラミングの技術も全然ありません。
ところが、プログラミング玩具というのは基本的に「考えさせる」ものなので、遊ぶときは教える人が必要です。買ってしまった以上は、一緒に付き合って勉強しなければいけないのか…!
どこまで付き合いきれるかなぁと不安になるところですが、逆に親の方も学びはじめるチャンスかもしれません。
というのも、これから仕事をAIやコンピューターに任せる世の中が来たら、大人にも知識がないとマズイからです。
最近読んだ本によると「向こう20年で事務をはじめたくさんの仕事がAIに奪われる」とされています。それってネットやスマホが普及していったのと似ていませんか?私たち親世代が初老になる頃に、知識がなくて技術についていけなくなったら…色々と生活に支障が出るかもしれません。
だから、今のうちに子供とプログラミング思考を一緒に学ぶつもりでいたほうがいいのかなと思っています。老後のために…!親にとっての入門としても、三歳向けの玩具は最適なのではないでしょうか。
「はじめてのプログラミングカー」について
中身と遊び方
さっそく箱を開けると、中身は以下のようになっています。
めいれいタグ
くるま
ぼうけんマップ
大まかに言うと、「くるま」に「めいれいタグ」を読み込ませて指示を出し、マップの上を動かそうという玩具です。
「めいれいタグ」は10種類の指示があり、たとえば【まえ】【みぎ】【ひだり】【うしろ】に1マスずつすすめるものがあります。
この進行方向を指示するタグを組み合わせて、くるまの動きを考えながらゴールを目指すのです。
他にも、「めいれいタグ」には【ヘッドライト】【ハザード】【クラクション】といったアクション系のものがあります。
読み込ませる順番を考える道具として、「めいれいカード・カードボード」が同封されています。
玩具のねらい
パッケージには、やりぬく力・ことば化する力・論理的に考える力をはぐくむと書いてあります。
遊びの中で、保護者とのかかわりを通して「会話」「成功体験」をたくさん経験させられる玩具であること。また、次第に自分で「論理的に考えて」答えを導けるようになるということです。
…いうなれば、上手に親がかかわるのが大事!!
この高度な玩具を使いこなせるだろうか…と不安になりますが、まずは子供の反応を見てみることにします。
初めて遊んだ子供の反応
箱を開けた瞬間から、子供は黄色いくるまに夢中になっていました。
ちょっと目を離すと、手動で床の上を動かしている!!
いやいや壊れる壊れる!!ということで、電池を入れてタグを読み込ませてみました。
ちなみに単三の電池を入れる際、マイナスドライバーも必要です。
自動で動く車に「ええええ~!!すご~い!!」とびっくり。
「お願いした通りに動いてくれる」「毎回違う動きをお願いできる」ということにすごく驚いたようです。
また、電源を入れると「キュピキュピ」と音がでたり、自動で電源が切れるときに「バイバ~イ!」と声が出ます。
さっそく「くるまちゃん」と名前をつけて、ペットのようにかわいがっていました。ルンバがかわいく見えてくるのと同じ感覚かもしれません。
最終的に、スタートボタンを押しながら「おねがいね~!」と話しかけていました。
まとめ
「はじめてのプログラミングカー」はシンプルにくるまを動かすところから、だんだん高度な遊び方に向かっていく玩具でした。
親もプログラミングの考え方にだんだん慣れていくことができるので、一緒に成長できるのではないかと思います。
3歳児に「めいれいタグで地図の上を動かす」ところまで覚えられるかな?と不安になりますが…
これからどうやって遊び方を覚えていくか?はまたレポートできたらと思います。
こんにちは、そろそろプログラミングカーの電池が切れてきた気がするwakuwakuです。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://wakuwakukaasan.com/2018/06/19/costco_pr[…]