「幼稚園に行きたくない!」五月病を乗り切った我が家の記録

  • 2018年6月18日
  • 2020年7月22日
  • 育児

こんにちは、園児フレッシャーズにお決まりの「幼稚園に行かない」で四苦八苦しているwakuwakuです。

6月ともなると、園の雰囲気にも慣れてお友達ができたりする子も多いと思います。
ところが、うちでは5月も半ばを過ぎた頃から登園前の「行きたくない!」がひどくなりました。
この時期をどうやって過ごしているか、我が家の対策をご紹介します。

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遅れてやってきた五月病

schoolbus

4月から順調に登園を続けて、GW明けも「楽しい!」と元気に通っていたはずなのに…
5月の後半から急に、「幼稚園行かない!お母さんがいい!!」と登園拒否するようになりました。

我が家では登園バスに間に合うように家を出る時間、ちょうど15分前くらいから出発の準備をします。
朝のバタバタした気配を察知するのか、ちょうどこの忙しい時間を見計らってぐずぐずがはじまるのでした。

園で何かあったのかな?とも思うけれど、先生からの連絡帳には楽しそうな様子が書いてあります。
しかも帰ってくると、結構ニコニコしているのです。
原因も分からず、なんとなく五月病なのかな…と思っていました。

園児とはいえまだ3歳なので、集団生活に慣れるまでストレスを感じてしまうのかもしれません。
色々考えましたが、ここで休ませると余計に馴染めなくなる可能性があるので、通えるように模索してみることにしました。

抱っこで無理やり外に出す作戦

dakko

最初は、シンプルに泣きわめくのも構わず外に出す作戦をとってみました。
少しずつお腹が大きくなってきた妊婦には、泣き叫ぶ子供を抱っこするのが辛い!
外出するのも拒否するので、靴を履かせるのも一苦労です。

何とか外に出してひたすら抱っこ、そしてやっとバスが到着。
乗り物好きの娘ですが、自分でバスに乗り込むのを断固拒否します。
母にしがみついて「行きたくない!」と泣き、なかなか離れないので先生が手を伸ばして抱っこをしてくれました。

すると、観念したのか泣きながらバスに乗っていきました。
この時点でシャツはもう涙でぐしゃぐしゃです…帰宅のころには着替えて違う服に変わっていました。

この方法の難点は、泣きながらバスに乗っていくので先生に負担をかけてしまい申し訳ないことです。
そして今後お腹が大きくなっていく私の体力が削られるのも大きなデメリットとなります。

ということで、ここ最近は後述の他の作戦を試してもダメなときの最終手段としています。

勇気の出るおやつ作戦

幼稚園に行きたくない理由がはっきりしていないのですが、もしかしたら集団の中で自分が主張できないのかなと思いました。

遊びたいおもちゃをとられてしまった、自分も貸してほしい、もっと違うことがしたい…など、自分で解決しなければいけない場面があるでしょう。

家だと母に言えば伝わることも、集団の中では勇気をだして行動しないと生活できません。

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そこで、「この勇気が出るおやつを食べたら幼稚園に行けるよ」と、言葉の魔法をかけてみることにしました。
朝ごはんの後に、この言葉と一緒に大好きなおやつをあげてみます。

栄養面も考えて、うちでは「肝油ドロップ」や「乳酸菌ラムネ」などサプリ的なものをあげるようにしています。

すると、不思議なことに嫌々ながらも自分から玄関に向かうようになりました。
今では、朝のこのおやつを「勇気のドロップ」「勇気の出るラムネ」と呼んで習慣になりつつあります。

ちょっとした習慣ですが、ルーティン化することで気持ちが前を向くようになったのかもしれません。

曜日を説明してみる

weekmark

朝起きてすぐ、「今日は幼稚園お休み?」という日もあります。
こんな日はパジャマのうちから幼稚園に行きたくない気分なので、着替え・食事・歯磨き…と大変になりがちです。

そんなときに、「今日は●曜日だからお父さんはお仕事だし、幼稚園にも行く日なんだよ」と話してみました。
毎回繰り返し話していると、月曜日から金曜日までは平日・土曜日と日曜日はお休み…という感覚が伝わったようです。

そのうち、「あと何回幼稚園に行ったらお休み?」と聞いてくるようになりました。
仕組みが分かってきたのかな?と思い、水曜日からは「あと三回行ったらお休みだよ~」などカウントダウンしてあげるようにしました。

カウントダウンが聞いたのか、金曜に帰ってくると「もうお休み?」と嬉しそうにしています。

この曜日の説明をはじめてから、朝そこまでぐずることがなくなりました。
今日は幼稚園の日だから行かなきゃ、と思うようになってくれたようです。

最近びっくりしたのは、金曜日に帰ってきて「やだ!明日も幼稚園行く!」と言い出したことです。
土曜日も朝から幼稚園に行きたがったりしたので、集団生活に慣れてきた証拠?なのかもしれません。

まとめ

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だいぶ慣れてきた娘ですが、土日を家で過ごした後の月曜はやっぱり少し嫌がるものです。
居心地の良い環境から社会に出て行く休み明けは、大人もちょっと憂鬱になるもんね、と考えるようにしています。

色々な作戦を試しているけれど、本人の「行きたくないよ」という気持ちは否定しないように気をつけています。

例えば、帰ってきたときに「行きたくなくても、よく頑張って幼稚園にいったね」「おかえり、待ってたよ」と声をかけてあげると子供もニコニコになります。

また、「家でお母さんと粘土がやりたい!」とぐずった時、「じゃあ幼稚園から帰ったらやろうか」と約束したことはなるべく守るようにしています。

気休めかもしれないけれど、本人の気持ちを受け止めてあげると朝の泣き叫びがちょっと緩くなる気がしています。

時間ない!遅刻する!先生に迷惑かけるぅー!っていう母の気持ちは誰にも受け止めてもらえないよ…とやさぐれつつガンバります。

以上、我が家の五月病乗り切りレポートでした。
これからも夏休みや冬休みの後など、節目ごとに五月病があるかもですが、色々と試していこうと思います。

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